来月、東京ビッグサイトにて「FOOMA JAPAN 2022」が開催されます。主に食品に特化した展示会で、食品機械・装置、食品関連機器に携わる多数の企業が出展されます。装置メーカーはもちろんのこと、他にも食品加工、原料処理、品質管理、検査・分析、衛生対策など、食品といえども様々です。
開催概要
会期: | 2022年6月7日(火) ~ 10日(金) 4日間 |
時間: | 午前10時~午後5時 |
会場: | 東京ビッグサイト東1~8ホール (東京都江東区有明3丁目11−1) |
出展企業はおよそ800社、8ホール貸し切りでの大規模イベントになります。そして、鹿島化学金属もこのFOOMA JAPAN 2022に出展することになりました。
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鹿島化学金属では「無潤滑」「耐水」「耐薬品」「非磁性」「絶縁性」の特徴をもつプラスチックベアリングを製造・販売しております。この特性を活かし、プラスチックベアリングは食品業界でも活躍しております。
アイスクリームの製造ライン用ボールベアリング
アイスクリームの製造ラインは極低温環境、かつ洗浄の際に薬液を使用するため、薬液に強く低温環境で使える樹脂ベアリングを検討されておりました。-200℃を超えても使用できるPTFE製のベアリングをご提案し、使用いただいております。
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液体調味料のコンベア用すべり軸受
容器に液体を自動充填する装置で、従来はローラー部を金属製にしていたものの、零れた液体がローラー部にかかり錆が発生。交換に手間がかかるのでお困りの所、ローラー部を樹脂化することで長寿命化しました。また樹脂ローラーの交換のみになったことでコストダウンもできました。
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その他の食品の導入事例
導入事例一覧
このように、プラスチックベアリングは金属ベアリングが使用できない特殊な環境でこそ活躍します。食品機械では、水や薬品による洗浄・滅菌・殺菌の工程があるところは少なくありません。あるいは茹でたり揚げたりなどの蒸気環境、先ほどのアイスクリームのような低温環境、逆に高温環境、金属探知機の周辺部品など。
またグリスや油が食品に混入したり包装紙などに付着したりすることを防ぐため、無潤滑のベアリングを使用したいなど使用用途は様々で、プラスチックベアリングは多くの所で採用され活躍しております。
これまでは機械要素技術展やMEDTECなどには出展したことはあるのですが、FOOMAには出展したことはありませんでした。ただ、食品業界での使用事例もあり、出展・来場する装置メーカーや食品加工業など様々な企業へも宣伝してはどうかという話が出て、FOOMA JAPAN 2022に出展する運びとなりました。
弊社ブースのご案内
ご来場の際は事前登録が必要となります。下記のサイトから無料事前登録を行ってください。
FOOMA JAPAN 2022|一般社団法人 日本食品機械工業会主催
登録後「クイックパス」が入手できるので、印刷し来場時にご持参ください。
また今回は、新入社員2名も参加します。彼らの展示会デビュー戦にもなるので、ぜひフレッシュな姿を見て頂ければと思います。