水がかかるのなどの金属が使用できない特殊な環境かつ、負荷が大きい箇所や回転が高速である場合は、セラミックベアリングを推奨しております。
セラミックベアリングの特長
・グリスがいらない
・錆びない
・耐薬品性に優れており腐食しない
・非磁性
・絶縁
・プラスチックベアリングよりも高負荷、高回転数に耐えられる
・耐熱温度が高い
セラミックベアリングはグリスや油なしで使用することができ、高い耐蝕性、樹脂よりも高負荷、高速回転で使用することができます。耐蝕性に関してはセラミックの材質によって異なり万能ではないため、薬液環境下での材質選定は注意が必要です。またセラミックは高い耐熱性も兼ね備えています。
セラミックベアリングは軌道輪、ボールをセラミック、保持器を樹脂で製作しております。保持器は弾性が必要であるため、セラミックで製作することはできません。保持器は樹脂になるため、ベアリング自体の耐熱温度は樹脂の耐熱温度に依存します。
セラミックがもつ高い耐熱性が必要な場合は保持器の無いフルボール形状のベアリングがございます。ただしフルボール形状は回転時にボール同士が接触するため超低速回転でのみ使用することができます。
セラミックベアリングに関して記載したコラムがございますので併せてご覧ください。
セラミックベアリングとプラスチックベアリングの違い
※保持器はセラミック仕様に出来ません。 下記参照の上、御指示願います。 |
標準仕様
軌道輪 | ジルコニアセラミック |
ボール | ジルコニアセラミック/窒化珪素 |
保持器 | 充填材入りPTFE |
PEEK | |
他、用途に合わせて選定 |
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主な寸法表
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