初めまして。今年鹿島化学金属に入社しました、業務部の山本です。
覚えることややるべきことが溢れていて、あっという間に一日が終わっています。気が付けば、入社して半年が経っていました。今回は、私が入社半年で学んだことについてお話したいと思います。
私が所属する業務部では、主にご注文をいただいてから製造に取り掛かるまでの処理と、仕上がった商品の出荷準備をおこなっています。端的に言うと、生産の入口と出口を担っています。こういった処理を行うにあたって管理システムを使用しているのですが、これが入社したての私にとって第一の鬼門でした。
製品一つひとつをコード管理しているので、既存の製品の場合は、コードを探し出す必要があります。無数のコードの中から探し出すのですが、コードを1字でも間違えると全く異なる製品が反映され、全く違う製品が出来上がるといった恐ろしい現象が起こるのです。私は何度かこの恐ろしい現象を引き起こしてしまいました。出荷前に気づき、事なきを得ましたが、周囲にご迷惑をおかけしました。
そこで学んだのが、「確認を怠らないこと」です。
ごく当たり前のことですが、慣れて作業化してしまうと、確認漏れが生じることがしばしばあります。私がミスを引き起こしたのは、ちょうど仕事に慣れ始めた頃でした。「慣れ」は、仕事が身についたと実感できるものであり、効率の良い方法を考え、それに基づいてスピーディーに行動できるものです。しかし、無意識に自分を過信し、ミスに気づけないことがあります。
そのことを踏まえ、今は自分の行った作業から次の工程に移るときにパソコン上でコードを再入力し、間違った処理をしていないか再確認することを徹底しています。お陰さまでそれからはミスが起こっていません。「大丈夫だろう」という考えを捨て、「間違っているかもしれない」と常に自分を疑い、自分の行動を見つめ直すことが大切だと感じました。自動車の運転のように。
私が就職活動をしていた時期も、「効率的に物事を考え、行動できる人」を求める企業が数多くありました。ただ、就活生の中には「効率=仕事が早い」と捉える人もいます。仕事においては、早いだけではなく、ミスをなくし確実に仕事を成し遂げることが重要です。
つまり、質を高めることでミスなく仕事の効率化をはかり、そのうえでスピードを高めるのが仕事における理想だと思いました。その理想に近づくため、私はまず第一歩として、質を高めることを充実させたいと思います。
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