今では当たり前のようにテレワークやオンライン営業という言葉が使われていますが、1年前まではそうではありませんでした。
基本的に弊社は、問合せいただいた企業へ直接お話を伺うために訪問するようなスタイルが主流だったのですが、訪問ができなくなったため、このオンライン営業というものも取り入れてみました。
そこで今回は、実際にオンラインを使った際に感じたメリット・デメリットを紹介したいと思います。
・メリット
先ずは距離的制約がないこと。
日本中あるいは世界中のどんな人とも話ができるということです。北であろうと南であろうと、海の向こうでも瞬時に繋がることができるのは大きなメリットです。今まで訪問するためにかかっていた時間やコストも削減できますね。
特に弊社は営業拠点が大阪と東京の2拠点でそれぞれが西日本全域と東日本全域を担当しているので、例えば大阪から熊本市へ赴く場合、新幹線で片道3時間、そこからレンタカーや公共交通機関での移動、そしてようやく打合せ。そこからまた移動となると、とてもじゃないけど日帰りは難しいですね。一方Webだとパソコンの準備だけで済むので、かかる時間は10分程度。打合せ時間を含めても1~2時間で収まります。
他には資料の共有などは便利ですね。
図面やパワーポイント、エクセルデータなど対面の打合せだとそれぞれが紙で印刷して持ち寄っていたものが、画面一つで共有できる。全員が同じものを見ているので相違することもなく円滑に進められます。
あるいは閲覧はできるけど持ち出せないデータもさっと見せることができますし、3D図面を動かしたり、動画を交えたりもできるのでイメージもわきやすいです。
最近では製品紹介を行う際、説明会や勉強会で使うようなパワーポイント資料を画面共有しています。カメラに製品を映すよりも鮮明に伝えることができるし、マウスカーソルで「この部分が~」などと説明がしやすいです。
あとは複数人で行うことができたり、直接会わないので感染予防になったり、わざわざ来てもらう程ではないけどWebならいいかと敷居が下がったりと、いろいろなメリットがあります。
・デメリット
Webを介してのやりとりになるのでどうしても通信環境に左右されるというところがあります。画像が乱れていたり、音声が途切れて聞こえ辛かったり、いきなりダウンしたり。
特にせっかく説明してもらっているのに聞こえ辛くて再度聞き直すときは、とても申し訳なく感じます。反対にこちらの声がきちんと届いているのか不安になることもあります。
またパソコンやアプリを使いこなせる必要があります。慣れもあるとは思いますし、私もZoomやTeamsを完璧に使いこなせているかと言われると、首肯しづらいです。電子機器に疎いと、あまりメリットを見いだせないかもしれません。
そしてよく思うのが、相手の機微がわかりづらいという点です。
例えば、打合せでは価格の話になった時、大体の価格を提示した際に、直接会うと高いと思っているのか安いと思っているのかが何となく察せられるところもあるのですが、画面を通すとそれが見えにくい。「へぇ。なるほど」とか言われると、『えっ、どっち!?』って思います。
以上がオンライン営業をやってみて感じたことになります。
個人的な意見としては、最終的には人と人なので会って話す方が大切なんじゃないかいなとも思いますが、オンラインならではの良さというものもやはり実感しました。コロナが終息したとしても、社会が全く元通りになるとは思えませんし、事実テレワークやリモート会議を今後も積極的に取り入れていく企業は少なくないと聞きます。
情報技術もかなり発達していますので、ITを駆使していくことは今後必要不可欠なことです。そういう意味ではオンライン営業は、新時代のビジネスの先駆けとなるのかもしれません。弊社でも今まで以上に積極的に活用しようと思っております。
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鹿島化学金属では使用環境に応じたプラスチック製品をご提案致します。
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