こんにちは!鹿島化学金属株式会社製造部、入社7ヶ月目の松岡です。
前職ではメッキ加工の仕事に携わっており、今年の1月から汎用旋盤でプラスチック加工の見習い中です!
この度、入社して初めてメルマガを書かせて頂くことになりましたので、入社して驚いた事についていくつかお話したいと思います。拙い文章ですが、最後までお読みいただけると幸いです。
では参りましょう!
驚いた事その① 意外と手作業が多いこと!
樹脂や金属の切削加工には、コンピューター制御されているNC旋盤やマシニングを使う場合と、人の手で作業する汎用旋盤を使う場合があります。NC旋盤やマシニングは加工したい数値を入力すれば、基本的に同じ寸法の製品を次々と仕上げることができます。それに対し汎用旋盤は、NC旋盤やマシニングに比べるとアナログ色が強いです。
汎用旋盤を使った加工では、まず材料を掴む部位(チャック部)に加工したい材料を設置し、その材料や加工方法に適した刃物(バイト)を刃物台に固定します。旋盤の動力を入れるとチャックと一緒に材料が回転し、刃物台送りハンドルを使って材料に刃物を這わせていき、回転している材料に切削加工を施していきます。
NC旋盤ではチャックで材料を掴む力加減などは機械が行ってくれますが、汎用旋盤ではそうはいきません!人の手でチャックを締めたり絞ったりしなくてはなりません。材料を掴む力が弱いと、材料がチャックから外れて飛んでしまうことや、逆に掴む力が強すぎると、せっかく加工した製品に変形が生じ、品質面で悪影響を及ぼす恐れがあります。実際に微妙な力加減が製品の良し悪しを左右することもあります。
刃物台送りハンドルの操作も気を抜くことができません。送りハンドルにはダイヤルがついており、ダイヤルを駆使することで1/100mm単位の加工も行うことができ、寸法を微調整する際はダイヤルの細かな操作や刃物の送り方に神経を尖らせています。
コンピューター制御されているNC旋盤やマシニングの方が生産効率が良いのでは?と思われるかもしれませんが、汎用旋盤はNC旋盤やマシニングと比較して加工する段取りが容易で直ぐに加工ができるので、小ロットの加工に向いています。
私自身まだまだ修行の身でありますが、苦労して加工した製品がうまく仕上がった時の達成感は何とも言えません!
驚いた事その② 社員の士気がとても高い!
人数の少ない工場であるからこそ全員が足並みを揃えて、品質の高い商品をお客様に提供し会社の発展に尽力していることをひしひし感じております。鹿島化学金属の経営理念は『物を売るのではなく、物の命を買っていただきます』、品質方針は『「魂を込める」ものづくりを実践します。』ですが、自分も会社の一員としてモノづくりに魂を込めて、お客様に高品質のプラスチックベアリングを提供できるように心掛けています。
5S活動を積極的に導入したり、現場内では飲料水や空調が完備されていることから、社員が働きやすい環境作りにも力を注いでいることも驚いた点です。鹿島化学金属でなら安心して末永く働ける会社だと思っています。
この7ヶ月間、鹿島化学金属で働いて驚いた事や新しい発見がたくさんありましたが、今回は特に印象的だったことを書かせて頂きました。
最後になりましたが、自分は鹿島化学金属に入社できて本当に良かったと思っています。今までの経歴とは違う分野ですが、先輩社員の方々が一つ一つ親切丁寧に指導してくださるので、早く仕事を覚えて、教わった分もしくはそれ以上のものを会社に還元できるように今後も頑張りたいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
編集後記
改めましてこんにちは!35歳のオールドルーキー松岡です。
趣味は、旅行と音楽鑑賞。とりわけビートルズが大好きです!ビートルズのグッズやTシャツの収集はもちろん、ビートルズ愛が興じて、ビートルズゆかりの地を訪ねるべく、イギリスやアメリカへ所謂、聖地巡礼の旅にも出たことがあります。最近では、こう言った活動の事を推し活と呼称するらしいのですが、パンデミックになってからは推し活もろくすっぽ行えていないので、ここ数年はモヤモヤした日々を送っておりました。
しかし、最近では様々な制限も解除されつつあるので、来年くらいからは海外旅行を自分の中で計画しています。自分の願望を叶えるためにも日々の業務を一生懸命頑張っていきたいと思います。
暑い日が続き、コロナも収束したとはとても言い難いですが、体調管理に気を配りながら日々過ごしていきたいですね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。そんなあなたに幸あれ!