こんにちは。
今年の4月より入社いたしました、営業部の千葉 京(みやこ)です。
私は4月に入社するまで、ベアリングという言葉すら知らない状態でした。そのため、恥ずかしながら自分が営業することになる樹脂ベアリングがどういった価値があるものなのか全く理解していませんでした。
社内研修でベアリングについて学び、ベアリングという機械部品があること、金属製のものが主流なのだということを理解しましたが、樹脂ベアリングは珍しい商品なのだという程度の認識でした。5月に入ると先輩社員の営業に同行するようになったり、展示会で直接お客様に商品を紹介したりするようになったりと、お客様の反応を実際に目の当たりにすることが増えてきました。
5月に東京のビックサイトで行われたFOOMAという食品機械展示会に出展したのですが、それが初めて自分一人でお客様の対応をした仕事でした。
ここで、展示会でよく聞かれたことベスト3をご紹介します。
1番目は、金属製と何が違うのかという事。
2番目は、どこで使われているのかという事です。
樹脂ベアリングは金属が使えない特殊環境でお使いいただけます。食品機械の展示会ということもあり、水中や薬液中環境、グリースが不要な点について説明したところ良い反応をいただきました。実際にサビや腐食などの課題を抱えているお客様が多く、それを目の当たりにしたとき、初めて自分が営業する樹脂ベアリングという商品の価値を理解することができたような気がしました。まだまだ出来ないことが多く勉強することばかりですが、ベアリングや樹脂について全く知らなかったからこそ、お客様と同じ視点に立って分かりやすく商品を説明できるようになることができればと思います。どんなことが分からないのか、どんなことを知りたいと思うのか、どんな情報を提供するべきなのか、知識が少ない今だからこそ持てる視点ではないかと思います。
3番目によく聞かれたことは、会社の場所です。
東京で行われた展示会ということもあり、出展社・来場者ともに全国から集まっていて規模の大きさに驚きました。開催地に近い関東の企業が多くを占めていたものの、北は北海道、南は沖縄までたくさんの方にブースにお立ち寄りいただきました。展示会はこんなに集客があるのかと驚いていたのですが、過去に経験したことがないくらいの来場者数だったようで、初日を終えた夜には最終日までやりきることができるだろうかと心配になるくらいでした。
話が変わるのですが、5月ごろから営業で訪問をする際には車を運転するようになりました。数年前に免許を取得して以来ほとんど運転することがなく、帰省した際に近所を運転する程度でした。運転の感覚をつかむことも大変なのですが、いまだに難しいと感じているのは関西での路上駐車の多さです。青森の私の地元では建物には駐車場がほとんど設置されているので、あまり路上駐車を見かけません。大阪で特に驚いたのが、道路の外側だけでなく中央分離帯側に大型トラックが何台も停まっていることです。停車ではなく少しの時間仮眠をとるための駐車だったことにもさらに驚きました。関西に来てから日常生活でも驚くことばかりで、良い刺激になっています。