静電モーター部品のテスト品として使用いただきました。
基本的には絶縁が必要になるのですが、一部シャフトからアウターリングへ静電気を逃したい、また軽量化させたいという要望から、ベアリングを導電性のあるプラスチックで製作できないかという問合せでした。
サイズも規格に無いサイズでのご依頼だったため、ご希望のサイズにて製作いたしました。
弊社では切削加工にてベアリングを製作している為、材料はロッド材やパイプ材を使用することが多いです。
ですので、今回のように導電性を求められた場合でも、そのグレードのプラスチック材があれば、その材料から製品化することが可能です。
但し、所詮プラスチックですので満足に導電性を得られない可能性がございます。
材質にもよりますが、抵抗率も10^2~4と幅広く、配合や形状によってはバラツキが生じる可能性があるため、
使用をご検討の際は一度、弊社営業までご相談ください。
この事例の関連ページ