春まで女子高生 今は現場で仕事をしています
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鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン
春まで女子高生 今は現場で仕事をしています
編集・発行:鹿島化学金属株式会社 https://kashima-kagaku.com
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こんにちは、
私は春までは女子高生をしていましたが、今は現場で仕事をしています。
高校を卒業して約半年がたちましたが、社会人になった感想もこのメルマガの
後半に書いていますので最後までお付き合いくださいね。
私はこのプラスチックについてよく知らずにこの会社に入りました。
そもそも、樹脂とプラスチックは同じ意味であることも知りませんでした。
おそらくですが、普通の女子高生がプラスチックについて
抱いているイメージといえば、「安物」だとか「壊れやすい」
といったものぐらいだと思います。
まず意識すらしないでしょうね。(笑)
私も実際そうでした。なのでこの会社に入って驚きました。
まず、PP、POM、PEなどなど、種類がとてもたくさんある事、
そして薬品や水があるところに使えたり、
温度がとても高い場所・低い場所で使えたりなど、
様々な場所で使える事です。
ちなみに私達の会社のメイン商品のベアリングのことも知りませんでした。
ベアリングは存在すら知らなかったので、
この会社への就職が決まった時に身内や友人や先生に
何を作っている会社なのかと聞かれても答えられなかったので、
機械の部品を作っているとだけ答えていました。(笑)
今では自分でベアリングを作っているので答えられますが、
深く聞かれるとダメなのでもう少し勉強が必要かと思います。
・マシニングセンターの加工について
私は、現在マシニングセンターという機械を担当させてもらっていますので、
今回はマシニングセンターで物を作る時の大体の流れについて
お話しさせて頂きます。
初めに、マシニングセンターと、NC旋盤との違いについてです。
これらの違いは過去のメルマガでもお話ししましたので
簡単に説明させて頂きます。
マシニングセンターはワーク(材料)を固定し、
刃物を回転させて切削加工する機械で、
NC旋盤はワーク(材料)を回転させて固定した刃物で切削加工する機械です。
従いまして基本的にマシニングセンターは板状のもの、
NC旋盤は丸状のものを得意とします。
ただ、治具や加工方法を工夫すると、
それぞれ逆の形状を加工することも可能です。
次にマシニングセンターと汎用フライスの違いについてです。
汎用フライスについても過去のメルマガでお話ししていますので、
簡単に説明させて頂きます。
汎用フライスとは1つの刃物を取り付け、
回転速度や品物を削る速度はもちろんのこと、
縦・横・高さの細かい寸法まで手動で微調整しながら削っていく機械ですが、
マシニングセンターはそれらをほとんど
プログラム制御(手動でも可能ですが)で行う機械です。
それではマシニングでの加工工程の説明をします。
まず、お客様からご注文をいただくと、工程管理から加工指示書と図面が
現場へ回ってきます。
ここからは私の仕事です。
図面を見て、まずすることは刃物選びです。
刃物は、素材、大きさ、加工しやすさなどを考えて選びます。
驚いたのですが、刃物にもいろいろ種類があります。
基本的にはエンドミルとドリルを使いますが、
その中でも角度を付けたりするもの、刃物の先が丸くなっているもの等、
様々な形状のものがあり加工形状にあわせて選択しなければなりません。
そして刃物にも材質の違いがあります。
PE(ポリエチレン)などの柔らかいものはハイス、
フェノールなどの固いものは超硬の刃物を、
そして私はまだ使ったことがないのですが、
セラミックス等にはダイヤが入っている刃物を使って加工します。
そして刃物が選び終われば、次はプログラムです。
現場で使われる機械はほとんどプログラム制御ですが、
このプログラムを考える作業が中々大変だったりします。
(数字を変えるだけの簡単なものもありますが)
おそらくプログラムと聞いたらみなさん難しいと考えられるかと思いますが、
私としては難しいというより覚える事が多すぎて面倒なだけだと思いますね。
例えば、M3:刃物を回転させる、M50:エアー(すごく強い風)を出すなど
本当に簡単にしか書いてませんがこういった感じの数字の羅列を
たくさん覚えていくのが本当に大変です。
さて、ここまでで大体早くて20分、長いものだと1時間以上かかります。
特に私はこの会社に勤めてまだ日が浅いので
半日かかってしまう場合もあります。
確認し終わったら、いよいよ加工にかかります。
1つ目を加工するときは1行ずつプログラムを確認しながら
機械を動かしていきます。
これは、もしプログラムを間違えていたらすぐ機械を止めて、
不良品を作らないようにする為です。
しかし、気付かずに間違えたままプログラムを進めている場合もあります。
その場合は、商品化できなくなってしまいます。
間違っていたらもう一度プログラムを見直して訂正するか、
刃物を変えたりして再度加工します。
うまくいってたら完成です!
結構いろいろなことを省いて書いてしまいましたが伝わったでしょうか?
最初に書きましたがマシニングセンターでの加工はできる事が多いです。
ですがその分、どの刃物をどうやって動かそうか、
どうやれば効率よく仕上げていけるかなどを考えた上で
プログラムしないといけないのでかなり大変です。
私自身は、自分で1から加工を考えプログラムも考えるということを
まだやったことがありませんが、
先輩の赤穂さんはそのことでよく悩んでいます。
いずれは私も1人で加工する事になるので、
もっとマシニングセンターについて勉強して一人前になれるよう
頑張りたいと思います!
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■編集後記
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まだ入って1年も経っていませんが社会人はとてもしんどいですね…。
私は高卒ですが、1年前まで制服を着ていたのに、
今制服を着て学校に行っている人たちを電車などで見かけたりすると
若いなとか、あの時は楽しかったなとか思ってしまいます。
今のところ会社では一番若いので、
こんなこといったら怒られてしまいそうですが(笑)
ネットやメディアではいわゆる“会社”や“労働”に対して
ネガティブな話を聞くことが多く、私は不安でいっぱいでした。
周りの人はどんな人か、仕事で失敗しないか、
辞めたくなるほどの嫌な思いをしないか。
でも、私はこの会社に入ってよかったなと考えています。
わからなければ教えてくれる。ミスをしたら一緒に対策を考えてくれる。
テレビで伝えられていることが嘘だとは思いませんが、
あのニュースの出来事が異常なだけであって、
これが普通なんだという事がわかってとても安心しました。
入社してすぐの頃は色々戸惑うことが多かったですが、
今ではこの会社の雰囲気も、仕事にもだいぶ慣れてきました。
これからももっといろいろ知って皆さんの役に立てるよう
頑張っていこうと思います。
ここからは、少しだけ東が担当させて頂きます。
(オッサンで申し訳ございません)
今年もいよいよ残りわずかとなってきました。
皆様はこの一年いかがだったでしょうか?
弊社では、高校新卒女子を初めて現場に迎え入れ、最初は正直なところ
期待と不安がありました。
(勿論、彼女は我々 以上に不安だらけだったでしょうが・・・)
しかし、見事に彼女は裏切ってくれて、今では期待だけしかありません。
(ちょっと褒めすぎ? でも現場の雰囲気も変わり、実際に色々よく考えて
行動してくれます。)
この様に、弊社は来年も新たな「変化」と「進化」を進めていき皆様のお役
に立てる会社になるよう努力していく所存でございます。
一年間メールマガジンをご愛読いただき誠に有難うございました。
また、来年もよろしくお願い申し上げます。
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編集・発行:鹿島化学金属株式会社 編集 鹿島 祐二
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