深溝ベアリング(単列深溝玉軸受)は、ボールベアリング(転がり軸受)の中で最も代表的な形状であり、最も多く使用されている軸受です。軌道輪(内輪・外輪)とボール、そしてボールを支える保持器の組み合わせで構成されています。
基本的にラジアル方向(軸に対して垂直方向)に対する荷重をメインに受ける事ができますが、両方向のアキシアル荷重も負荷することができます。
摩擦係数が低く、安定した回転が要求される用途に適しています。
軌道輪の溝はボールの半径よりわずかに大きい円弧になっており、ボールと軌道輪は点で接触します。また滑り軸受と比較すると、ボールを使うことにより回転の際の抵抗が低くなり、安定した回転が要求される用途に適しています。
ベアリングの構造
弊社ではベアリング材料として主にプラスチックを使用しております。プラスチック製のベアリングには、「無潤滑・無給油で使える」「水・薬品でサビない、腐食しない」など金属ベアリングとは違った様々な特徴があります。
薬液に浸して24時間後の金属ベアリング、樹脂ベアリングの比較 |
金属ベアリング
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食塩水 | 酸系洗浄剤 | アルカリ系洗浄剤 | |
樹脂ベアリング
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樹脂ベアリングの特徴
プラスチックベアリングは金属ベアリングを使用することができない特殊環境などでお使いいただいております。ただし全ての特殊環境に万能な樹脂はありませんので、使用される環境によっておすすめの材質をご紹介いたしております。また切削加工で製作している為、どんな形状でも製作できます。
何かベアリング等でお困り事があれば、ご訪問もさせて頂きますので気軽にご相談下さい。
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