スラストベアリング

スラストベアリング

スラストベアリングというのは、名前の通りスラスト荷重を受ける事の出来るベアリングのことです。

スラスト荷重というのは、軸と同じ向きに対して加わる負荷のことです。（スラスト荷重はアキシアル荷重とも言います）
荷重分散が均等なため、プラスチックベアリングの中では一番安定して荷重を受けることができます。

スラストベアリングは、上輪・保持器・下輪で構成されています。

上輪は内径が軸に固定され、下輪は外径がハウジング(ケース)に固定されてベアリングが回転します。
なお、下輪は内径が軸より大きめに作られ、軸に当たらないように設計されています。

弊社製品のスラストベアリングは、上下輪の区別がつきやすいように、下輪に識別溝をつけています。

主な使用例

上記のように水や薬液のかかるような特殊環境でも、錆びたり腐食したりせずに使用することができます。
また金属製のベアリングにはグリースが不可欠ですが、それに対してプラスチック製であれば無潤滑で回すことができ、給油の必要もなくメンテナンスの必要もありません。

ボールリテーナー部のみの製作・使用も可能です。
下記に主な寸法を記載しておりますが、別寸でのご対応もできます。

数量も最小ロット1個からご注文いただけます。

特殊環境で何かお困りのことがあればまずはご相談ください。