汚泥処理施設の搬送ローラーに、特殊ピローブロックを採用していただいております。
もともと使用していたピローブロックがスラッジにより摩耗してしまうため長寿命化を検討されていました。
スラッジが摺動部に滞留しないよう、ブッシュの外径から内径にかけて貫通する穴を開け、その内径にはらせん溝を施した仕様です。
この穴は、水を通して内径に溜まるスラッジを流すことと、水潤滑による長寿命化を図った構造になります。
実際にこちらの仕様で試験をしたところ、以前よりも摩耗量が大きく減ったため、数か月の交換が年単位での交換になり、メンテナンスの手間を省くことができました。
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