~ サビの悩みはもう無用! ~
弊社では軸受材料として主にプラスチックを使用しております。 プラスチックベアリングとは |
水中や海中で使いたい(耐水・防水)
プラスチックベアリングは、水分が不定期にかかる環境や水中・海水中・蒸気中でもサビや腐食の心配が一切なく安心してご使用頂けます。またほとんどの材質で加水分解を起こしません。 通常の金属ベアリングが使えない・使いにくい環境では、プラスチックベアリングにすることで高寿命化を図ることが出来ます。
こちらが実際に金属ベアリングとプラスチックベアリングを24時間塩水に浸し、後の変化の様子を撮影したものです。
●塩水に浸した24時間後の様子
上記のように、金属ベアリングでは錆が発生する環境であっても、樹脂ベアリングではその心配は一切ありません。
(樹脂ベアリングの腐食テストについての詳細はこちらからご覧ください。)
また、プラスチック自体が自己潤滑性をもっているため、プラスチックベアリングは全てグリスレスでご使用頂けます。そのため、水分のかかるところや液中・蒸気中でもグリスが流れ出てしまうことがありません。
蒸気中ではPEEKなどの耐熱温度の高い材質が適しています。また、海中での使用や不純物の含まれる液中、溶液がかかる場合などにはリテーナーがなく、不純物が詰まりにくい構造のフルボールタイプもございます。
防水対策としての使用も可能
通常金属ベアリングはシールなどで水や液の浸入を防ぎますが、プラスチックベアリングはプラスチックそのものが錆びることが無い為、防水の必要がありません。
またプラスチックベアリングはドライ環境よりも、水や液体が介在する環境、あるいは水中や液中環境の方が性能が上がる傾向にあります。
これは水などの液体が潤滑剤の役割を担ってくれたり、摺動によって生じた熱を冷ましてくれたりするからです。
ですので、プラスチックベアリングの場合は防水対策としてシールを使用する必要が無く、通常形状での使用が可能です。
防水ベアリングをご検討の方は一度、水を防ぐ必要のないプラスチックベアリングをご検討されてはいかがでしょうか。
↓導入事例はこちら↓
<ロボフィッシャーへの部品の提供>
<水処理設備にて使用出来るピロブロック>
<フルボールタイプ(リテーナーなし)樹脂ボールベアリング>
用途別材質選定目安
オススメ度
☆最もオススメ ◎とてもオススメ
価格
EX 高い A 少し高い B 普通 C 少し安い D 安い
用途 | オススメ度 | 材質 | 価格 |
水中や海中で使いたい | ☆ | PTFE (PT) | A |
☆ | PEEK(PK) | A | |
☆ | PPS(PS) | B | |
☆ | フェノール (SD) | C | |
☆ | UHMW(PE) | D |