レトルトパックを洗浄し乾燥させる工程に使用していただいております。
もともとは、樹脂を巻いた金属製のベアリングを使用していました。
ここのレトルトパックの製造ラインは、水道水で洗浄し、乾燥炉を通すという工程です。
水を使用するため、金属ベアリングを使用するとグリスが抜け、錆が発生してしまいます。
さらに、水道水には炭酸カルシウムが含まれているため、洗浄後に濡れた状態で乾燥炉を通したときに、ベアリング内部に炭酸カルシウムが固着してしまい、回転不良を起こしていました。
弊社からは、非粘着性であるUHMWPEをご提案し、形状は洗浄しやすいようにフルボール形状にしております。
保持器が無いため、炭酸カルシウムが内部で固着してしまっても、溝部に滞留しづらく、洗浄も容易になります。
また、組み込みの際に皿ねじで取り付けるため、内径には皿穴加工を施しております。
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